092-718-3131

MENU

痛風

Medical

痛風|六本松の整形外科 - 伊藤整形外科リウマチ医院

痛風

痛風・高尿酸血症

足の親指の付け根の激痛(痛風発作と言います)で発症することが多い痛風です。原因は血液中の尿酸という老廃物が多くなり(これを高尿酸血症と言います)、関節に溜まることで起こります。
以前は中年以降の酒飲みに生じる病気と思われてましたが、最近は20~30代の若年者の患者が増えてます。飲酒だけでなく、欧米型の食生活や運動不足がその原因と考えられます。

痛風発作がおさまれば治療が終了、というわけではありません。発作の本来の原因である高尿酸血症を改善しないと、多くなった尿酸は腎臓などの内臓に蓄積し、そのはたらきを弱めます(腎不全となり透析が必要となることがあります)。
痛みがない平時に尿酸を正常に減らす薬(高尿酸血症薬)を内服し、尿酸値を再び増やさないことが根本的な治療です。薬物治療はしばらく続けることになりますが、食事や運動などの生活改善により必要なくなることもあります。