整形一般
Medical
整形一般
Medical
くび、肩、うで、背中、腰、ひざ、手足などあちこちの痛み、こり、しびれなどに対し、これまでの治療では治りにくい頑固で長引いている痛みに対して有効な治療を提供します。
具体的な病名としては、変形性ひざ関節症、椎間板ヘルニア、腰部せき柱管狭窄症、肩関節周囲炎、肩けん板損傷など加齢や使いすぎを原因としたものです。多くは適切に治療すれば手術は必要ありません。
痛み止め+リハビリ(西洋医学)が中心である従来の治療だけでは効果不十分なことがあり、何となくと続けてしまうと治療費や時間の無駄となるばかりでなく、痛み止めによる胃腸障害などの副作用が懸念されます。
痛みが長引いている場合、漢方治療(東洋医学)が有効なことがあります。痛み止めなど西洋医学の薬で生じやすい副作用を予防するだけでなく、体質やストレスを和らげることで痛みだけでなく全身状態が改善できます。特に、しつこい痛み、高齢者、胃腸が弱いヒト、温めると楽になるヒトには有効です。
漢方治療のみで全てが解決できるわけではないため、西洋医学と東洋医学の良いとこどりをして、それぞれの治療の限界や欠点を補いながら、従来にない優しい治療を行います。
痛む部位や程度に応じて注射療法(関節注射、ブロック注射、ハイドロリリース)、運動療法(リハビリ、体操、ストレッチ)や装具(サポーターや底敷き)などを併用し、早期の回復を目指します。
出血を伴うけが、打撲、捻挫、骨折などの外傷について急性期から回復期まで適切な治療を提供します。こうした外傷は転倒や交通事故など日常生活のなかで誰にでも起こりうるものです。しかし迅速に適切な治療を行わなければいつまでも痛みが続いたり、後遺障害が残る場合さえあります。
救急患者の外傷を数多く治療してきたこれまでの経験を活かせます。
青少年にも多いスポーツ関連の足腰などの痛みを指します。
私自身いろいろなスポーツに興味があったため、剣道(小学生)、バレーボール(中学)、陸上(高校)、ラグビー(大学~30代)をしてきました。特にラグビーをしている時期は、骨折手術などの治療を受けながら続けました。
身体を痛めて悩んでいるアスリートの気持ちは人一倍理解できます。
湿布や電気治療を漫然と続けたが良くならず途中で止めたヒトも多いはずです。「早く復帰したいが、医者には休めと言われる」そのジレンマに苦しむアスリートがいます。
どのタイミングで復帰するかは、診察やレントゲンだけでは判断が難しいでしょう。当院では被爆の問題がない安全な検査であるエコー(超音波)を駆使しレントゲンではわかりにくい痛み(捻挫、肉離れ、骨のひびなど)を評価し適切な復帰時期をお伝えいたします。
痛み止めだけでなく、副作用が少なく小児にも有用な漢方薬も選択肢として提供できます。
リハビリでは理学療法士による施術(筋肉ほぐしやマッサージなど)だけでなく、最新のリハビリ機器による物理療法を組み合わせ早期の改善を目指します。
身体にできもの(腫瘍)が出来た場合、どこに診せるか迷うことは多いと思います。外科?内科?皮膚科?この場合整形外科が正解です。
できものを正確に診断するのは難しいものです。以前、「できものがあれば脂肪のかたまりやガングリオンだろう」とお茶を濁され、困惑したという患者さんにセカンド・オピニオンを求められました。
しかし、中には命を脅かす腫瘍もあります。特にゴルフボール以上に大きくなった腫瘍は要注意です。まだ小さいうちに適切に診断できればそれに越したことはありません。
私は整形外科医では珍しく東京の国立がんセンターに勤務経験があり、
全国からやってくる珍しい腫瘍の診断や難しい手術をこなしてきました。
当院では、費用がかさむ高価な精密検査をせず、レントゲンやエコー(超音波)で小さな異常を見逃さないことでほとんどの診断をつけます。早期発見につながるよう駆使いたします。
末期のがんや転移などで有効な治療がない患者さんに対しては、少しでも楽に過ごせるよう負担が少ない漢方治療やがんリハビリをおこなうことで適切な緩和医療を提供します。